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XPEL ペイントプロテクションフィルム講習

今回、神奈川県相模原市にある、

XPELJAPANのエクセルフィルム(株)さんへ

ペイントプロテクションフィルム(PPF)の技術講習に参加させていただきました。

まず、ペイントプロテクションフィルム(PPF)とは?

と、XPELについてお話しさせていただきます。

 

ご存知の方も多くいらっしゃるとは思いますが、

PPFとは。。。

ボディ表面に透明のフィルムを貼ることで、飛び石傷、スクラッチ傷、荷物の積み下ろし等の傷を可能な限り守るという、外的な要因からボディを守るといった意味では最強の商品です。

 

しかし、、、

そこは透明なフィルム。。。

ただ、貼るだけではなく、下処理はもちろんのこと、

ゴミの付着、フィルムの曇り等…仕上げる上で、たくさんの問題点があります。(まだまだありますが…)

その問題点を発生させない準備、貼りながら修正していくスキルを用いて、クオリティの高いものへと仕上げていきます。

また、車の形状は複雑で、湾曲している箇所もあれば、反り返っている部分、箇所に合わせて道具を変更していき、フィルムに対する力加減、スピードも変更していきます。

施工には、技術がなければ仕上がりません。

続いてはXPEL社について…

XPELは、アメリカテキサス州サンアントニオに本社を構え

1997年にソフトウェア会社として設立しました。

2007年からヘッドライト保護フィルムの製造を開始。

そこから今に至るまで、PPFの製造、開発に…

また、建築用ウィンドフィルムや医療用の抗菌機能付きのプロテクションフィルムの開発、販売も行なっています。

 

XPELは、元々ソフトウェアの会社として設立したのでデータに強いのだと思いました。

データといえば…

DAP(デザインアクセスプログラム)

こちらは、PPFを予め車輌の対象パーツに合わせてカッティングしてくれるシステムです。(プレカット)

プレカットで貼ることにより、自然な仕上がり、カッターレスが可能になりました。

また、そのデータは10万以上のパターンデータを保有しています。(データの無い車輌も有り)

※データの無い車輌は、カッティングが必要。

 

XPEL、PPFの特徴…

 

・アルティメイトプラス(商品名)PPFの厚さ150μ(一般的なコピー用紙が約90μ)

 

・フィルムのキズをセルフヒーリング(自己修復トップコート)洗車傷や浅い傷であれば、フィルム表面に軽く熱を加えると自己修復。

 

・独自のフィルム素材配合により、変色をおさえる。

 

・マット塗装用のPPF、ステルス(商品名)また、このステルスを艶有り塗装に貼ることにより、マットな仕上がりに。

 

 

ここからは講習記録を、、、

まずは、座学から…

歴史、目的、施工環境、道具、問題ポイント等、、、

 

施工治具にて、練習。

位置合わせ、スキージーの使い方等を理解し、

問題ポイントを確認、復習。

 

フィルムの特性を理解するまで練習。

 

 

続いては、実際にフードに施工していきます。

 

フィルムを剥がす練習もします。

 

続いてはポルシェのFバンパーに施工です。

 

バンパーは形状が複雑です。

反り返っている部分、湾曲している部分を理解していきます。

 

使用する道具も様々です。

フィルムを準備するガラス板

移動式バケツ、溶剤等

ゲル噴射器

スチーマー

スキージー

フィルムをカットする為のプロッター

 

最後は、レクサスのFフェンダーと、Fバンパーを施工していきます。

 

今までの復習、問題ポイントの理解、リカバリーを施工しながら考えていきます。

 

3日間の講習、作業メインでとても充実した内容でした。

担当してくださいました石田さんをはじめ、エクセルフィルムの皆さん、ありがとうございました(^^)

今後とも宜しくお願い致しますm(__)m

まだまだ、たくさんの課題があります!

先のことを見据えたチャレンジ。

 

できないことよりも、どうすればできるのかを考え、日々精進していきたいと思います^_^

2021.03.02

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